中学１年生は、福岡大学医学部の学生を講師に招き、たばこやお酒、薬物に関する講義を受けました。それぞれの危険性について、具体的なデータに基づいた説明を受けたり、ロールプレイング形式で薬物の勧めを断る練習を行ったりしました。本校出身の学生も多く、医学部を目指す上での心がけや、学生生活についてもお話を伺うことができました。楽しく和やかな雰囲気の中で、それぞれが理解を深めることができました。

中学２年生は、各学級で担任による薬物乱用防止授業が行われました。薬物の種類や危険性を動画から学ぶことができました。あるクラスでは、薬物乱用の勧誘のシチュエーションに応じてロールプレイングが行われました。初めは、何と言って断るか言葉を選ぶ様子がありましたが、効果的な断り方を学び、これからどんなシチュエーションであってもはっきりとＮＯ！と言えることでしょう。



中学３年生は本校６階視聴覚室にて、和光製薬薬剤師 小松 公秀 先生をお招きし、「薬物乱用防止特設授業」を行いました。 小松 公秀 先生は、大濠の先輩であり、本校中学生たちには世の中を正しい方向に導いていってほしいと熱い思いをお話ししていただきました。薬の基本情報だけでなく、薬剤師としての小松先生のお考えや、長年話題になっているスポーツと薬物の関係、災害と医薬品など、様々な角度から興味深いお話をしていただきました。生徒達も、メモ用紙いっぱいに今日の内容を書き留めていました。今日学んだことを自分だけに留めず、周りにも良い影響を与えるように行動してくれることと思います。