秋空の澄み渡る本日、第２６期生徒会執行部退任の挨拶と、第２７期生徒会執行部任命式および所信表明が行われました。

校長の曽野先生からは、「生徒会」とは執行部の生徒だけのものではなく、皆のものであること、全生徒一人ひとりが全体の意識や協力し合う意識を持って、執行部とともに大濠中学校をより良いものにしていきましょうというお話がありました。

任期を終えた前生徒会長の西村匡博（まさひろ）さんは退任挨拶で、先輩たちから引き継いだ数年越しの悲願でもあった校則改正をやり遂げた達成感、そして周囲の人々からの支えに対する感謝の気持ちについて涙ながらに語り、新生徒会長が率いる次の執行部に皆の「大黒柱」としての役割を万感の思いでバトンタッチしました。スピーチが終わると、皆からは自然と温かい気持ちのこもった大きな拍手が贈られました。

続いて、新生徒会長の山﨑　赳（たける）さんが第２７期生徒会執行部を代表して所信表明を行いました。選挙までの日々を親身に支えてくれた友人たち、家族、先生方への感謝の気持ちを述べるとともに、自分たち執行部４名は生徒の代表であるに過ぎず、生徒会を構成する「皆を頼らせてほしい、支えてほしい」、と謙虚な言葉で訴えかけ、全体を意識して協力しあっていくこれからの生徒会の在り方を分かりやすく示してくれました。

教職員一同も、新しい生徒会の活動がさらに充実したものになるよう、そして皆が安心して楽しく過ごせる学校であり続けるよう心から願って、サポート役をつとめていきたいと思います。